幼少のころからお参りや法事などには必ず大人の人は数珠を持っていたことを覚えています。小さい頃から当たり前のように見てきた数珠(法具・仏具)ですが、いったいどんな意味があるのだろう。
数珠の起源ですが、仏教起源と同様で数珠もまたインドのようですが、その中でもヒンドュー教から発祥されたと言われています。後に日本に仏教と一緒に伝来されたということになります。
聖徳太子が愛用されたとされる数珠や聖武天皇の遺品の中から数珠が確認されています。一般的に数珠が普及したのは鎌倉時代以降になります。
仏具の数珠とは、法事やお葬式、お墓参りなどに使用するもっとも身近な仏具の1つです。
お守りの意味合いもある数珠ではありますが、もともと仏様の前で数珠を持ち、手を合わせて心を通わせるという身近な大切な仏具といえます。
仏様に手を合わせると煩悩(悪い心)が消滅して、心身が清浄になるとされました。我々、人間には108の煩悩があり、その108の煩悩を消滅させることから数珠の玉も基本は108個あるのが仏具の数珠です。これを本連数珠、二輪数珠と言います。
しかし現在では数珠の数を減らした略式数珠も多く使用されています。一般的に使用されているのは略式数珠が多いようです。
この略式数珠の珠の数に決まりはなく、18個~43個ほどで片手数珠、一輪数珠と言います。そして全ての宗派で使用できて珠の種類や房の決まりもありません。
仏前結婚式、すなわちお寺にて結婚式をすることなのですが、その際に住職さんから紅白リボンの結婚数珠が授与されるのです。
『清らかな家庭を築けるように・・・心身ともに健やかで・・・』
といった意味だと思いますが、なんとも微笑ましい温かい気持ちになりますね。
こんな数珠の意味を聞くと仏前結婚もいいなって思いますよね。
そんな二人への幸せの願いが込められた『寿珠』じゅず・・・なんですね。
また、人生でのさまざまでのお祝い事、成人式や就職祝いでも数珠・寿珠は贈られます。
どうでしょう、皆さんも少しは数珠の見方も変わったのではないでしょうか・・・!