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位牌

位牌にはどんな意味がある?

私も知って『へぇ~』という感じだったのですが、仏教では本来、位牌は必要ないそうです。仏教の起源でもあるインドでは位牌はほとんど飾られることはないといいます。
日本では仏壇と位牌は絶対というくらい馴染みがあるものですが、これは日本に仏教が伝来してからの日本文化と深く関わりがあるのです。

仏教が日本に伝来されたとされる西暦530年頃以前に中国に伝来しました。
位牌の原型は中国だったとされるのですが、中国では亡くなった人の名前を板に記すという風習がありました。
日本では鎌倉時代に禅宗の寺院で用いられたのち江戸時代には一般家庭においても用いられたとのことです。
さらに江戸時代には徳川家康が寺院諸法度を制定、そして必ず寺院に登録させる寺請制度なども日本仏教の文化として今に至っています。

また位牌には精霊との交流という意味を持ち、魂が宿るという意味でもあります。お盆など行事に合わせて魂は家族の元へ戻り、この世のことを見守ってくれるとてもありがたい存在なのです。人間も魂も位牌を通じて伝わるのです。

位牌の購入時期って?

位牌には・・・白木の位牌と、仏壇に安置する本位牌とがありますが、亡くなってから四十九日までは白木の位牌を使います。
白木の位牌は本来葬儀の際、野辺送りに用いる仮のもので、葬儀のとき葬儀業者さんが用意してくれるのが普通です。
白木の位牌には住職より戒名を書いていただき、葬儀式場の祭壇に安置されます。菩提寺のない人は葬儀を取り仕切る僧侶にお願いすることになります。

仏教では死後七週間(四十九日)は、まだ故人があの世とこの世の間をさまよっているとされていますが、白木の位牌は葬儀の後で来世の行き先が決まる四十九日までは、遺骨や遺影とともに家の中の陰壇(後飾り壇)に安置します。

白木の位牌は四十九日法要の時に菩提寺の住職に納め、お焚き上げしてもらいます。

【白木の位牌から本位牌へ】
葬儀のときの白木の位牌は仮のものですから、四十九日までに本位牌につくり変えます。
四十九日は来世の行き先が決まる重要な日で、故人が極楽浄土に成仏した証として、白木の位牌から本位牌に取り替えるのです。

本位牌は、四十九日法要の時に菩提寺の住職に魂入れをしていただきます。魂入れは開眼供養(かいげんくよう)ともいいまして、これでただの商品としての位牌から、魂の入った真の位牌に変わることになります。

四十九日法要をお寺で営むときは、お寺に本位牌を持参して魂入れをしていただき仏壇に安置します。

【位牌はいつまでに用意すればいいか】
本位牌は四十九日までに、仏壇店で購入しておきます。
本位牌はお寺が用意してくれるものと、勘違いしている方もいるようです。
本位牌をお寺が用意してくれる場合もないとは言えませんが、普通一般には四十九日までに仏壇店で購入しておくものです。

位牌の表には戒名、亡くなった年月日、裏には俗名、行年(享年)の文字を入れます。戒名などの文字入れに10日くらいはかかるので、早めに仏壇店に依頼しておくことが大切です。最近では3日以内という仏壇店もあるようです。

四十九日法要を終えた後は、本位牌は仏壇に安置しますので、仏壇のない家は四十九日までに手配が必要となります。

【位牌は戒名を入れることが必要です】
本位牌は戒名の文字を入れて、初めて本来の役割を果たします。

本位牌の戒名入れの手法には、機械彫り文字と手書き文字があったりします。
機械彫りの方がより整った文字を入れることができ、手書きの場合は味わいのある文字を入れることができます。

戒名入れの手法には宗派による決まりごとはありませんので、どちらか好みの方を選ぶといいでしょう。すでに本位牌がある場合は同じように揃えることが多いようですが、これも決まりはありません。

位牌は故人そのものと考えられていることから丁寧に戒名の文字を入れることが重要です。

また本位牌を購入する時は、文字入れサービスとか、文字彫り無料などの文言に惑わされずに、真心を込めて戒名の文字を入れてくれる仏壇専門店を探すことも大切な事の1つです。

本位牌のデザインと価格相場

位牌のデザインといっても全てをとってみれば多数存在しますが、基本的な塗り位牌が普及しており、デザイン型は5つです。
・    春日型・・・・一番シンプルといえるデザインです。
・    勝美型・・・・台座が鮮やかな赤色が特徴です。
・    葵型・・・・・・台座の角隅は丸いタイプです。
・    猫丸型・・・・台座が猫丸足といわれる安定したタイプです。
・    千倉型・・・・最上位、豪華な彫りが特徴です。

塗り位牌の他には黒檀位牌やモダン位牌、紫檀位牌などがあります。

大量生産されているアクリルなどを材料とした位牌も最近ではみかけますが、なかなか一般的に受け入れられてないようですね。

《本位牌の価格相場》
位牌は故人そのものという観点からすると安いから駄目、高いから良いということではないですが、だいたい2万円前後が主流になるのではないかと思います。
また、安いもので数千円~高いものになると数十万~数百万というものまであります。
地方や都市など地域によってもだいぶ相場が異なるようです。
ある地域は5万前後、とある地域は2万前後みたいに・・・・・

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